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フィラリア予防

こんにちは。
院長の日下です。
今回はフィラリア症のお話をしたいと思います。

フィラリアの成虫が心臓に寄生することによって起こる心臓の病気です。

フィラリア感染犬の吸血により蚊に侵入したミクロフィラリアは、蚊の体内で感染性のフィラリアの幼虫まで成長し、その蚊が別の犬を吸血すると、新たな感染が起こりフィラリアの幼虫は犬の体内で成虫となります。

フィラリア症に患うと急性症(大静脈症候群)では元気消失、血尿などが見られ一晩で死に至ることもあります。
慢性症では発咳から始まり、呼吸困難、貧血、腹水、肺水腫、肺高血圧症、、心不全症状などが見られます。
成虫になったフィラリアを駆除するのは大変です!

そうならないためにフィラリア予防薬を投与するのです!
投与期間としてはこの地域では5月〜12月まで、毎月1度投与します。
ただし、投与する前にフィラリアが寄生していないことを確認する必要があります。
それは、予防薬によってフィラリアの幼虫が死亡すると、犬がショック症状を起こることがあるためです。

去年ちゃんと予防していたのだから大丈夫でしょ?と思う方がいらっしゃると思いますが、
次のような場合に感染することがあります。

1.投与予定日より遅れたり、忘れてしまった場合
2.早めに投与時期を終了してしまった場合
3.最後の投与を終えてから感染した場合
4.犬が薬を吐き出したことに気づいていない場合

もうフィラリア検査の時期になっていますので、早めに行いましょう!

最近暖かくなってきましたね!
桜も咲いてきてお花見がしたい気分です。
ただ、花粉症がひどくて…

by kusakavet | 2012-04-06 18:49 | 動物病院